語彙力について(1)(国語現代文の成績アップのために絶対読んでほしい3)

タイトルが長いですよね(;’∀’)
それはさておきまして、10連休のGWも終わり、仕事が大変な方も多いのでしょうか?
管理人は完全オフの休日はなかったので、いつもと変わりません(笑。

今回のテーマは「語彙力」についてです。

これについては、この1回ですべてを語り尽くすのは難しいですが、まず「語彙力に関する成功事例」を挙げておきます。あくまで20年以上の現場実感に基づいた見解ですが、参考になさってください。

この時代でも語彙力が十分な子に育っている成功事例

① ゲーム、携帯を与えず、娯楽品も書籍を与えているご家庭

② お母さん(お子さんのそばにいる大人)が読書好き

③ 家に漫画がたくさん置いてあるご家庭

① ゲーム、携帯を与えず、娯楽品も書籍を与えているご家庭

→少数派ですが、私の周囲だけでも複数のご家庭があります。このご時世に、ゲームを与えないという選択は別のリスクもあります。お子さんが友達との会話についていけない、いじめられる等。ですが、幼少期から本、書籍が娯楽品になっているお子さんは苦も無く読書を楽しみます。親御さんや先生が本を読まそうとしても、それ以上に楽しいゲームやインターネット等の楽しさを知っているお子さんは、昔以上に読書をしません。 なかなか、実行するのは難しいですよね。親御さんもゲーム、ネット世代になってきていますから。お子さんに中学受験をさせるのであれば、少なくともお子さんの目前で親御さんがゲーム三昧というのは避けてあげてほしいところです。

② お母さん(お子さんのそばにいる大人)が読書好き

→子は親の背中を見て育つという格言は本当に的を射ています。過去、読書好きのお子さんの多くは、親御さんも読書家であることが多いです。私がご家庭でお子さんに家庭教師をしている間、ずっと読書をしているお母様もいらっしゃいました。そのお子さんが国語が苦手になっていた理由は、塾の先生の過度のいびりが原因で、国語だけボイコットしていたからで、実際、中学受験では灘中受験で、1日目も2日目も受験者平均の20点上でした。お子さん自体は、稀に見る読書好きでした。親御さんや先生が「本を読め」といっても効果が薄いどころか、嫌なことを強制されて、ストレスはたまる、時間も取られる、その割に語彙も増えず、読書嫌いになるリスクすらあります。

③ 家に漫画がたくさん置いてあるご家庭

→アニメ関連の漫画でも、歴史ものの勉強系の漫画でも良いです。活字の書籍までは読まないお子さんでも、漫画なら好きというお子さんであれば、語彙力が身につきます。好きこそものの上手なれという格言も本当に的を射ています。好きな漫画の言葉はどんどん覚えます。ただ、私も最近驚かされるのが「漫画も読まない・読めない」というお子さんも増えています。アニメ動画世代の傾向です。 せめて字幕を出すなど、工夫すれば効果が望めるかもしれませんが、 アニメ動画では基本的に語彙はアップしません。ゲームでもRPG系のような文字がたくさん出てくるものはマシですが、アクション系などはやはり語彙とは無関係ですから。

語彙については、まだ書き足りませんが、今回はこれで終わります。

国語専門プロ家庭教師KokuPro 管理人

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