語彙力について(2)「意外と効果の薄い語彙力アップ方法」(国語現代文の成績アップのために絶対読んでほしい4)

バックナンバー(絶対に読んでほしい編)

前回の語彙力について(1)

意外と効果の薄い語彙力アップ方法

今回は「意外と効果の薄い語彙力アップ方法」について記事を書きます。

私たちの世代に限らず、今でも、「本を読め」という先生や大人は多くいることでしょう。

「本を読みなさい」とだけ言う人はアホ、あ、いや、バカ、いや、あ、失礼しました…

「イヤイヤの読書」は 「意外と効果の薄い語彙力アップ方法」 の筆頭

です。読書を強制する大人の方々はどれだけ現場を知っている方なのでしょうか?
子どもたちの国語の成績を上げることに対してどれくらい真摯に向き合ったのでしょうか?

私はかなり疑問に思っています。

文学好き、読書好きな方が国語の教師、講師をしている事が多いので、活字嫌いな子どもたちを活字好きにさせようとしたり、文字を読むのが苦手なお子さんたちに、どんどん読書させて「本の魅力が分かれば読書好きになる」と本気で信じていたり…ヤレヤレ…と何度がっかりしたことか…(塾講師時代)

子どもたちに強制して読書させた場合、効果がゼロとまでは言いませんが、
結局のところ、イヤイヤ読んでも効果が薄いし、それにとどまらず読書嫌い、国語嫌いが悪化したケースさえ見受けられました。

「読みなさい」ではなく、「読みたいものがあればどんどん読みましょう」が正解、というか、「読みたくないのに無理して読ませない」方が良いと確信しています。これは、20年近くブレずに持ち続けている私の考えです。

強制しても頑張ってくれるのであれば、お子さんには、

読書より語彙に関する参考書、問題集などをさせた方が良い

と思います。

テーマが語彙力アップですので、上記のような言い回しになっていますが、

文章読解問題の成績を上げるのに「読書」をするというのは、さらに迂遠な方法です。

いやいや読書するくらいなら、問題集を解くべし!

今回はこれにて。

国語専門プロ家庭教師KokuPro 管理人

p.s. 管理人の名前を付け忘れていました(;’∀’)
   令和から管理人「けーすけ」と名乗らせていただきます…( *´艸`)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA