第2回:国語の解法の掟(文章読解問題の基本的な解法のルール・テクニック)

こんにちは(こんばんは)!!!国語専門プロ家庭教師KokuProのサイト管理人です。この名前は長すぎるので、近々、ペンネームをつけるか何かしようかと考えています。お楽しみに…!?

前回の復習

論理的思考力を養う前提として下記の基本的な国語の得点力アップのポイントを述べました。

国語の得点力アップのポイント

①「語彙力(ごいりょく)」のアップ

② 文章の「読み慣れ」(「書き慣れ」)

③「解法の掟(おきて)」を習得しておくこと

そして、上記③のうち、国語の文章読解問題の解法の基本的なきまり・ルールとして、掟1、掟2を掲載しました。

掟1 国語文章読解問題の解法の大原則

国語の文章問題の答えは、必ず本文の文章の中に「答え」か「手がかり(ヒント)」がある!

掟2 国語文章読解問題の答えの探し方の基本<その1>

① ──線部を含む「一文」

② ──線部を含む「段落」

③ ──線部の「直前・直後の文・段落」

この3つが国語の答えを探す際の基本ですが、ここまで細かく検討しにくい場合は、──線部の近く、具体的には、

──線部の前後5行ずつの合計10行

を探してみる、という内容でした。ここから探す意味は、ここに答えが多いから、だけでなく、ここに答えがあると正答率が高くなることが多いから、でした。入試は受験生同士の戦いです。他の受験生の大半が正解する問題を間違うのは命取り、致命傷となりかねません。

今回のテーマ

今回のテーマは、掟2の続きです。答えの探し方には、まだ下記のつづきがあります。

掟2 国語文章読解問題の答えの探し方の基本<その2>

④ ──線部(や答えの探し方①~③)の中に指示語(こそあどことば)があれば、指す内容を必ずチェック!

→ここに、答えやヒント・手がかりが多いということです。なぜなら、出題者が指示語の指す内容を問いたくなることが多いからです。指示語問題の解法については回を改めます。

⑤ ──線部にでてくる語句(主に名詞)(や答えの探し方①~③の中に出てくる重要語句)が本文の他の箇所に出てくるときはそこも必ずチェック!

→ここも、答えやヒント・手がかり が多いということです。
これら上記④や⑤は基本的なきまり・ルールというよりは、問題を長年分析してきた結果に基づくテクニックに近いかと思います。上記①から③と異なり、塾や予備校、家庭教師でも教えてくれないケースはあるようです。私の感覚では、きちんと意識できるようになるまで指導する講師、家庭教師は少ないかと思います。つまり、上記④や⑤まで、毎回のテスト、模試、本番の入試で徹底できるようになれば、他の受験生に差をつけられる可能性がある、ということになります。

もう少し進みたかったのですが…すみません。これにて今回は終わります。

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