途中経過~2018年10月小5プレ灘入試の結果

以下、担当している生徒さん、保護者様の許可を得て掲載しております。

N学園において2018年10月に実施された小5プレ灘入試の結果です。小学4年生から担当している生徒さんです。大手塾のレギュラーコースには全く通っていないお子さんです。

小学4年生まで、特に行きたい中学がはっきりしているわけでもなく、暗記分野、知識分野の学習が少々嫌いで、家庭教師の授業内容も読解問題がメインの状態でした。算数は得意なお子さんでしたが、国語の知識分野だけが気がかりではありました。

灘中に挑戦したいという気持ちが強くなってきたタイミングで、1冊の知識分野問題集を、宿題として好きなペースで取り組んでもらいました。家庭教師の授業の中では、過去問や別途用意したパズル、しりとり系を実施しました。その結果、以下の成績アップができました。

2018年10月小5プレ灘入試の結果

2018年10月小5プレ灘入試の結果1

第1回との比較としては以下の通りです。

2018年10月小5プレ灘入試の結果

2018年10月小5プレ灘入試の結果2

2018年10月小5プレ灘入試の結果

2018年10月小5プレ灘入試の結果3

国語Ⅰ(灘中入試第1日型)の成績のアップの仕方が「ハンパない」状態でした(ちなみに国語Ⅰは上位10傑の成績優秀者として掲載されています)。国語Ⅱのこともあって、私個人は素直に喜べないはずなのですが、お子さん自身が強い意志を持って自発的に1冊の知識分野の問題集に取り組み、家庭教師の授業内でも文章読解問題以外の知識分野について積極的に取り組んでくれて、その結果として成績表を見た私としては鳥肌が立つような感動がありました。

国語Ⅱ(灘中入試第2日型)の方は残念ながら下がっていますが、他の大手塾のプレ灘系でも第2日型の方は、比較的ずっと良い結果が出てきていました。今回は、第1日型でも結果を出すという目標を達成したという意味で、凄い子だなと感心させられました。

こういうデータを出すと、すべてのお子さんが同じ結果なのか?成績が良いお子さんだけ掲載しているのでは?と突っ込まれそうですが、もともと、灘中の第2日型、甲陽型では、毎年相当な成績アップが達成できています。そういう意味では文章読解問題、特に記述問題に強い国語の家庭教師、という気持ちはありました。

ですが、第1志望校に届かないお子さんも平均的に毎年1人は出ています(国語だけが原因ではないケースもありますが)。ですので、良いデータだけを掲載して煽るのは性に合わず嫌なので、当サイトではあまりデータを公開してきていませんでした。ですが、今回は、「お子さんがやる気になることが一番大切だ」という事例として是非紹介したいと思ったしだいです。やる気を引き出す意識は、プロ家庭教師としてずっと持ち続けてきているつもりですが、それがうまくいった可能性が高いケースだとも思います。

国語専門プロ家庭教師KokuPro
サイト管理人兼現役国語専門プロ家庭教師

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